テストステロンとエストロゲン

前の投稿で、色々と厳しいことを書いてしまいましたが、
今の、子育て世代の方は、共働き家庭がほぼ当たり前となり、
お父さんもお母さんもなかなか大変だなぁと思う部分もあります。


もうずいぶん前NHKで、男と女の脳の違いを特集した番組がやっていました。
そうすると、ある家庭のご夫婦の日常で、脳に、どういうホルモンが出ているかのデータを取って分析をした番組でした。
仮にAさんとします。Aさんのお宅では、お母様がバリバリのキャリアウーマン。
もちろん在宅勤務もあります。
ダイニングのテーブルで真剣な顔でパソコンをパチパチと打ちます。
その在宅勤務をしているときの英さんの奥様の脳の中はテストステロン(男性ホルモン)がいっぱい出ていたそうです。
テストステロンは、前向きな集中力を高めたり、攻撃性を高めたりするそうです。
それに対して、その間、お子さんの面倒を見ていたパパの頭の中は愛情ホルモンであるエストロゲン(女性ホルモン)が出ていたそうです。もしかしてオキシトシンかもしれません。
その辺は忘れてしまいました。
このご家庭は、どうやらこれでバランスを保ち、家庭は円満に回っているようでした。 

私自身は、子供たちが小さい時は、お仕事はできるだけ少なくするようにセーブしていたのですが、何回か、
臨時に外で仕事をしなくてはいけない時があり、
都合で子供たちを連れて行った時もあったのですが
仕事に集中しなくてはいけないのに、子供たちがちょろちょろして、集中できなく
とてもイライラした覚えがあります。


要するに、共働きだと時間的に忙しい、と言うのもありますが、
お母さんは働いているときは戦うモードの男性脳になっている。
ところが、帰ってくると途端に子供が「ママ〜」と抱きついてくる。
この頭の切り替えがとてもしんどいのだろうなぁと思うのです。

だから帰ってきても、お子様がいないようにお願い事をぎゅうぎゅうに詰めてしまう
共働きのご家庭が増えているのではないか?と私は推測しています。  

でもね、脳っていうのは、どういう時に成長するかと言うと、ぼーっとしてるときに成長するらしいです。
これらのデータは研究者の間で出ています。
今度ご紹介させていただきますね。 
だから、ぎゅうぎゅうにお習い事を入れたとしても、お子さんがどんどんと賢くなるわけでは無いのです。
そして、ご両親が一生懸命稼いだお金は消えていくのです。
その辺をよーく考えて欲しいです。

もちろん、ピアノが弾けるようになるととっても楽しいですよ!


それに、女性が、自立するために、自分の収入を得る事はとても大切なことと理解しています。
それなので、今のお母様たちに寄り添った上で、子供たちに最適な事はどういう教育なのか
自分なりに考えていきたいと思っています。